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狭山事件のデマ

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狭山事件に関して、裁判で用いられるような厳格な「証拠」に基づいて書いているのが此処のいろんな頁なわけですが、本件についてのウソ八百、つまり、真犯人推理をする者の騙りの手口についてですね。

デマ満載の狭山事件情報

デマと言えば「狭山事件Wikipedia」が今やすっかり有名ですね。
本件ではほかにも、いわゆる真犯人推理によって、ありとあらゆるデマが振りまかれ続けております。

曰く、過去の推理はマチガイだから、新しく「取材」をやり「インタビュー」をしましたとか?当事者でもなくどうでもよい人々の「風評」を沢山集めて、それが「証言」だそうです。証言とは、証拠能力のある供述のことを言うのですが、言葉の使い方には無頓着のようです。

狭山事件の被害者が、過去にあばずれだの不良少女とか言われて来たので、名誉を回復するんだと言いつつ、結局「腹違いかタネ違いも有り得ると思う」などと、自ら下ネタ情報を流布してるありさま。言葉の使用法がなっとらんのは、自ら言ったそばから正反対の行為をやっているこんなところにもあらわれています。狭山事件についてのこうした風評、デマ、真犯人詐欺にはくれぐれもご注意下さい。すでに被害者が発生しております。

狭山事件の珍妙な風評

以前、全く同じテーマで記事を書いた事がありましたが、近ごろまたもや狭山事件に関連して嘘八百な「真相」と称するものが公刊書籍に掲載されておりました。どうして筆者がそれを知ったかと申しますと、当サイトの現地調査に参加されたある人からそのような本を読みましたがどう思われますかと言うご質問を頂いたので、近年は全くしなくなった本屋での立ち読みをして来ました。内容はそのご質問で知っていたので、わざわざ購入するのも無駄だと思ったわけです。そして結果、立ち読みそのものも筆者の(もしかすると残り僅少かも知ぬ)人生の無駄であったことが判明しました(笑)。しかしこれを全くの無駄に終らせぬ為に一筆啓上申し上げます。

内容はこういう事です。被害者の本当の父親は轢断死体となって発見されたあのIT=石田登利造氏だとの事です。雑誌掲載の筆者はどうしてそれを知ったかと言うとある(読者には名前の不明な)人物に取材をした結果との事でした。

現在、様々の冤罪事件が次々と明かとなり、また司法一般の状況として近年裁判員制度が開始されたこともあり、社会一般に於ける冤罪ひいては犯罪捜査、司法制度のあり方そのものへの関心が高まっています。そして狭山事件に於いては、そうした一般状況も背景にしつつ第三次再審請求の正念場を迎え、今月14日に第九回三者協議が行われたところであり、狭山事件への関心も高まりつつあると思われます。

このような一般状況に於いて、また、石川さんご本人は言わずもがな、再審活動に関わるあらゆる人々が固唾を飲んで三者協議の成行きを注視する中、興味本位の売らんかな根性が丸見えな驚愕の事実とか申すものを仮令三流未満とは言え公刊書籍に発表し、その内容も筆者の見た処上記の通り、またしても何らの厳密な検証無く狭山事件の真相や背景と称して、被害者とその遺族及び事件周辺の関係者を貶め、興味本位の流言蜚語=デマを流布するものとなっています。故に、その余の内容は当サイトに記すに値せず、検討は不要です。また、その書籍名や筆者名を記してわざわざそれを宣伝する必要も更にありません。(まあ一言申すとIT氏はその時一体何歳だったんだろう)

狭山事件推理は全部風説の類

この機会に念の為、当サイトに於けるこうした傾向への姿勢を記して見ようと思います。以下至極大まかに考察します。刑事裁判(その前段階の捜査を含む)に於いては物的証拠と人的証言を柱として事実認定が行われる。物的証拠は視聴者も御承知の通り、指紋や筆跡、遺留品から近年の冤罪事件でも取り上げられているDNA鑑定に至る迄、科学的に検証した(すべき)ものです。人的証言のほうは、アリバイ証言・目撃証言等がある。そして裁判と言う公の場に限らず、探偵小説の世界ならばいざ知らず、現実の事件について一個人が考察する場合にも、それらの直接・間接のあらゆる証拠を厳密且つ総合的に判断する事が求められる。

被疑者の「自白」も、この人的証言のうちに含めて良いでしょう。「被疑者がやったと言った。だからやったのだ」と、単純にはいかん事、むしろそこにこそ大きな問題があることは、狭山事件を少しでも勉強している人なら周知の事柄です。

人的証言には、狭山事件に於いては例えば自白殺害現場から約30メートルの地点で農作業をしていたO氏の証言のようなものもある。このO氏はその日その場に居て、且つ石川一雄氏とは何の利害関係も無い第三者であり更に尚且つ今後も証言を厭わぬと仰っている。他方、居所や職業はおろか名前も公表し無い人物(従って当事者とある種の利害関係や愛憎関係にあったりするか否かも検証不能)の「証言」の証拠価値は、大幅に割引く必要がある。下世話な話をすれば匿名掲示板に書かれた「重大証言」と称するものが裁判の証拠になるかどうか、考えてみると良い。その人物がその時その場に居たのかどうか、その事を公の場で堂々と証言出来るのかどうか。それが出来んのであれば、それは噂の類に過ぎず、もっと悪く言えばたゞの嘘八百。そしてそれを何らの検証無しに印刷物や電気通信を通じて提供する者は流言飛語を流布する者に他ならぬ。

近ごろ、風評被害と云う言葉があるが、風評とは要するに「ウワサ」のことですよ。そして噂とは、つまりは四方山話や井戸端会議、もっといゃあ結局嘘八百です。嘘じゃありませんよと主張するなら証拠を見せてください。たとえばの話、証拠なしに人を逮捕できますかね。まして死刑とかに。ところが、現実問題としていゝ加減の証拠でもって死刑とかになってしまっているのが大問題なわけです。死刑という極端な結果まで行かなくとも、風評によって人を犯罪者扱いする者は犯罪者です。

このように人的証言と言うものは「その人がこう語っていた」と言う事実と、その語っている内容そのものが事実であるかどうかを厳密に区別して使用しなければならぬのです。

本件に関する当サイトの感想はこれだけです。そして図らずも本件を、事件当事者以外の筆者や当サイトの一般視聴者各位が、ある事件について考えたりその考えた事をどこかに発表したり何らかの形で発言する際、それ以前に考慮すべき事を考慮させてくれる良い材料とさせて頂いた次第です。

そして、狭山事件についての嘘八百一般を扱った外部リンクとしては「狭山事件は本当に冤罪か?」があります。

狭山事件三大物証

速報。2011年12月14日、狭山事件再審請求審9回目の三者協議。

前回の三者協議で弁護団は、被害者の鞄、万年筆、腕時計の所謂「三大物証」に関わる証拠及び死体発見現場附近から発見されたスコップの指紋検査報告書等の開示を求めていました。小川正持裁判長も証拠開示に関し検察側に検討を求めていたところ、今回東京高等検察庁は、三大物証とスコップ関係の合計14点の証拠を開示。しかしその他については相変わらず不見当との回答であったとの事です。三者協議の詳細は多分年内には解るかと思います。

狭山事件鞄関係の証拠

個人的に、まあ全部注目だが特に注目しているのは、三大物証のうち鞄の捜索と発見に関する証拠である。狭山事件被害者の鞄は、三人自白をした6月20日に「鞄のことは明日」として翌日に自白された。この鞄の自白に基づいて関源三巡査部長が第一回目の捜索をしたが無かった。それでもう一度図面(地図)を書かせて二回目に行ったら発見したことになっている。しかし鞄の自白ではこの発見当日はもとより後日に至っても、鞄と教科書を捨てた場所が最初は一緒だったり、後でも距離が客観的発見場所と異なっていたりと、自白と客観状況の食い違いが目立つものである。

よってこの頃、即ち鞄の調書を取った頃の全調書、図面、取り調べメモなどが開示されれば、鞄発見の謎が解明される。

次回狭山事件三者協議

次の三者協議は四月頃との事です。証拠開示法制化を求める署名は、第一次を去る12月1日に国会へ提出しましたが、勿論引続き取組まれています。狭山事件の再審開始を求める署名も同様です。

*尚、刑事訴訟法に於ける証拠の目的外使用の禁止に就いては、当サイト中「狭山事件再審請求=無罪の新証拠」に記した通りです。開示証拠の詳細がなかなか流布して来ぬのにはこのような事情があるのです。左記に関し、弁護団が法廷戦術とか何か策を弄しているかに誤解している向きもあるようですが、抵触すれば刑事罰も有り得るわけですいつ迄も推理に現を抜かしているからこう言うあらぬ憶測にも陥るのです。よって筆者はもうとっくに、狭山事件真犯人の推理はしていません。当サイトに於いても今後とも、再審請求活動にあらぬ支障を来す事を厳に慎むべく、その情報配信の可否に就いてはその都度厳密な確認を取りつつ、出来得る限りの発信をして行く所存です。


昭和四十年代の狭山事件現場

狭山事件現場写真の頁を作成。主として二審の第四回現場検証時の写真で、昭和40年代に撮られたものです。現在では狭山事件の現場の様子も旧入間川駅(現狭山市駅)周辺や薬研坂付近も含めて大きく変わっております。調書添付のこれらの写真により、少しは狭山事件発生当時の感じが解ると思います。

狭山事件の現地調査などしていると、事件当時の感じが全然なくなっていることは当時を知らぬ私のような者すら良く解ります。上の頁の写真によって、ちょっとはそのあたりのギャップが埋まればと思うものです。


袴田事件証拠開示勧告

袴田事件は昭和41年、静岡県旧清水市の味噌製造会社専務宅が放火され、焼跡から専務と妻・次女・長男の他殺体が発見され、当該会社の従業員だった袴田巌さんが逮捕、起訴され死刑が確定した。現在第二次再審請求中。三者協議で弁護団は証拠開示を求め且つ静岡地方検察庁はそれを拒否していたところ、12月5日、静岡地方裁判所は地検に対し証拠開示勧告を行い、同日中に地検はその勧告に応じる旨を発表した。又、報じられた処では弁護団の証人申請に対し地検は拒否していたが、これも撤回した。開示される証拠は176点に上ると言う事である。

袴田事件再審請求の上の過程は、狭山事件再審の過程と全く同じです。但し勿論検察側が極一部の証拠しか開示しておらぬ事を除けば、の話です。しかし東電社員殺害事件再審の進展同様、裁判所が証拠開示勧告を行い検察がそれに応じた袴田事件再審の進展は、一般状況として石川さんにも明るい兆しと申せましょう。昭和41年の事件でそれだけの証拠が開示出来るわけであるから、昭和38年の狭山事件に於いても、充分な未開示証拠が残されている筈です。不見当で済まされる事ではありません。

先日も記しましたが狭山の次の焦点は今月中旬(日付は諸般の事情が察せられますが「開示」されておりませんが)です。

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2011/12/17
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