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狭山事件三多摩集会

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狭山事件の再審を求める三多摩集会2013年2月7日

2月7日の活動者会議で部落解放同盟東京都連の浦本さんが、今後東京多摩地区での活動も強化すると発言されていたので、終了後に早速詳細をお聞きして早速参加して来ました。狭山事件で調べていることについて、例によっていろいろと質問をしたいこともあったので。

河村健夫弁護士の狭山事件報告

去年の狭山市での学習会でも報告されていた河村弁護士が、狭山事件再審の事実経過と証拠開示に就いてのポイントを解り易く解説されていた。筆者なりにそのポイントを記すと以下のよう。

狭山事件再審三多摩集会2013年2月7日

石川さんは逮捕後約一ヶ月にわたって否認していたが、6月20日に関巡査部長に対して3人共犯の自白をした。その後23日にはこれが単独犯行に変るが、そもそも否認から自白に至った経緯は、6月17日の保釈直後の再逮捕がその後の自白に強く繋がっていると考えられる。

筆者もそう思う。即ち、6月13日に別件起訴された為、起訴されれば保釈が可能となるから、弁護人は保釈請求を提出した。ところが保釈直後に本件での再逮捕を実行するべく警察側は秘かに逮捕状を請求し釈放直後に執行。これによって、それまで一ヶ月近く本件犯行の否認を頑強に続けていた石川さん自身の意志を挫き、且つ弁護士への信頼関係を最後的に破壊し逆に捜査官への強固な信頼を植え付け且つ強盗強姦殺人本件での本格的取調べを可能とする、警察にとっては一石二鳥にも三鳥にもなる作戦となった。此の処を良く解っていないと、何故「十年で出してやる」を信じ、一審の間じゅう自白を維持し、死刑判決が出ても平然としていたか、その訳を理解する事が難しくなる。
公判調書=狭山事件の弁護活動:参照。

証拠開示について:そもそも一般論として、捜査機関が蒐集した証拠のうち裁判所の審理に提出されるものは多くても3分の1から半分程度。有罪立証に役に立つと判断された証拠だけが提出されている。最近の裁判員裁判の場合、スピード審理が求められている事もあって、更に提出証拠が少ない傾向にある。これは裁判員裁判制度の大きな問題点である。

筆者は裁判員制度など今直ぐ止めるべきだと思う。そもそも氏名も名乗らぬ者が人間を「裁く」ような資格がある筈が無い。

狭山事件の第三次再審請求に於いてはこの点、2009年12月16日当時の門野裁判長による証拠開示勧告は、高水準な内容となっており、この事は弁護団として評価に値するし、この勧告を根拠として検察に更なる証拠開示を求めている。

弁護団は開示された証拠も含めて新鑑定を含む新証拠を次々と提出している。これに対し検察も反論意見書や鑑定書を提出して来ているが、この事は、弁護側の主張に対して検察側もそれに反論する鑑定等を出さざるを得ない状況を示している。この意味では着実に弁護団の主張するところが成果を上げていると言っても良いと思う。

またその外のこの間の一般状況として、厚生労働省の村木さん冤罪事件で、検察官の証拠偽造が発覚した事により、そうした事例を裁判官が意識し始めた事は、再審事案にとってある程度追い風になったと思う。今迄警察が証拠偽造や嘘の自白を強制したと思われる事例はあったが、検察官の証拠偽造が明白となった事実は重い。

狭山再審を担当している東京高裁刑事第四部は、狭山事件の他に陸山会事件や東電殺人事件など、ボリュームのある事件を同時に担当して来たが、それらの事件が決着を見たので、今後は裁判所も人的資源や労力を狭山事件一本に振り向け可能となっている。従って今年中の「求意見」=最終的に弁護・検察双方の最終意見を提出させる事が充分に予想され、再審開始となるか否か、今年が大きな山場となる事はほぼ確実。

その上、今年は狭山事件50年となる為、マスコミその他世論を動かす上でも大きなチャンスとなるだろうし、またそうしない手はないと筆者も思う。

狭山事件再審集会の一般への告知について

そしてその為には、以前からもたびたび記したように、こうした集会や現地調査等、一般の人々が参加可能な活動に就いて、何処でいつ何が実施開催されるのかと言う事を、もっと広く解り易い形で流布すべきだと思う。はっきり言ってその辺りがまだ全然ダメだから、取り敢えず筆者自身が出来る事として、ネット上での告知と流布をもっとやって行く所存。

東京在住であるから、どうしても、そもそも筆者自身に手に入る情報が都内であるとか狭山市近隣のものに限られがち。本当はネット上に於いても、あちこちいくつかのサイトや媒体に、日本全国の全ての行事が何時何処で何時から実施されるのか、その全部を網羅して其処を見れば一目で解ると言うのが望ましい。ト、思ったからには自分でソレをやるやうに努力して見よう。

石川梅子さんの挨拶

この日の集会が企画された時点で、一雄さんと早智子さんには既に予定が入っていた為、石川さんの兄の六造さんの奥様の石川梅子さんの挨拶がありました。

ご本人は人前で喋るのは苦手なような事を仰っていたけれども、お聞き出来て良かったと言う感想でした。石川一雄さんが逮捕された当時、六造さんとおつき合いをしていたとの事(と言うような事も含めて、多分筆者も含めこの日初めて聞く事になった人も多いらしい)。そして当時、家族の反対を押し切って結婚をされたと言う。

「(面会に行った時)『あんちゃんは口が悪いから、
 大変だろうね』と言われたけど、その時は何も言えなかった」
「弟(=一雄さん)にまたその後に面会に行った時、
 もし出れたなら、自分の目でしっかりと(女性を)見て、
 ちゃんとしたひとをもらいなさいよ」
「弟が奥さんをもらったなら、
 その人ときっと仲良くしようと思っていた。
 とても良い人をもらったと思っている」
「私も夫も最近体調があまり良くないので、
(梅子さんご自身もつい最近入院をしていたとの事)
 私達が元気なうちに、無罪を勝ち取って欲しい」

と、言う意味のことを仰っていました。多分、徳島の会の現地調査などの時に、この方に会っていたような気もします。

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2013/02/11
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